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多焦点眼内レンズについて

多焦点眼内レンズの種類

※選定療養

当院では「見え方の満足度」「生活・見え方の質の向上」の観点から、「テクニスシナジー」「クラレオン パンオプティクス」を使用しています。

なお、「テクニスシナジー」はテクニスシンフォニー、テクニスマルチフォーカルの改良版、「クラレオン パンオプティクス」はアクリソフIQレストア、アクリソフIQアクティブフォーカスの改良版と言えます。

日本国内で実際に使用されている眼内レンズの60%がテクニスシナジー、30%がクラレオンパンオプティクス、10%がその他とされています。

※選定療養とは?

選定療養とは、「保険適用外(自費)の治療」+「保険適用の治療」を併せて受けることができる制度です。

2020年4月より、厚生労働省に認可を受けた多焦点眼内レンズに限り、この選定療養の中で「多焦点眼内レンズ」を用いた白内障手術ができるようになりました。

手術前後の診察や検査・手術自体は通常の単焦点眼内レンズと変わらず保険適応で、多焦点眼内レンズ(厚生労働省に認可を受けたものに限ります)を選択した場合レンズの費用を別途お支払い頂くことで、これまで全額自己負担であった多焦点眼内レンズの手術の費用負担を軽減した形で手術を受けられるようになりました。

選定療養のイメージ

テクニスシナジー

テクニスシナジー

テクニスシナジーはジョンソン・エンド・ジョンソンビジョン社製の最新多焦点レンズです。

テクニスマルチフォーカル(2焦点眼内レンズ)とテクニスシンフォニー(焦点深度拡張型多焦点眼内レンズ)を組み合わせた最新眼内レンズ(連続焦点型)であり、焦点拡張型+回折型を組み合わせたハイブリット型というレンズ設計で、国内初承認となりました。

テクニスマルチフォーカルは手元の見え方を重視した構造、テクニスシンフォニーは中間距離の見え方を重視した構造でした。この2つのレンズの優れた部分を組み合わせたテクニスシナジーは、近方33cm〜中間距離〜遠方まで、従来の眼内レンズと比べてより自然な見え方が可能です。

また、ハロー・グレアが少ないテクニスシンフォニーの特徴も兼ね備えています。

手元を見る際にメガネが必要になる場合もありますが、昼夜を問わず高い視機能が維持でき、低照度下においても鮮明な見え方でコントラスト感度が高い為、見え方の質が良いことが特徴です。

なお、日本国内で実際に使用されている眼内レンズの60%がテクニスシナジーであり、非常に安定した評価の高いレンズと言えます。

当院でも最も選ばれる方が多いレンズでもあります。

テクニスシナジーの特徴

構造 回折型+焦点深度拡張型
ピント 約30cm〜∞
暗所ハロー・グレア 軽度〜中等度
(やや少ない)
乱視矯正

クラレオン パンオプティクス

クラレオン パンオプティクス

2022年4月より一般販売が開始された、アルコン社の3焦点眼内レンズです。

これまで日本における選定療養対象の多焦点眼内レンズは2焦点レンズ(遠方・近方の2ヶ所にピントが合う)でした。

クラレオンパンオプティクスは、遠方・近方に加え、中間距離という3点にピントが合うのが大きな特徴です。

特に、パソコン作業のためにもっとも快適な距離と言われている「中間距離60cm」の加入度数を強化しています。この中距離焦点60cmは、パソコン・スマホを多様する際や、テレビの視聴、料理、運転、スポーツなど、現代の生活の上で非常に重要なピントと言えます。

これまでの3焦点眼内レンズにおける中間焦点距離のピークは80cmでしたが、クラレオンパンオプティクスではそれが60cmになることで術後のQOL(クオリティオブライフ、生活の質)やQOV(クオリティオブビジョン、見え方の質)の向上が可能になりました。

なお、日本全国で使用される多焦点眼内レンズの30%がクラレオンパンオプティクスで、当院で2番目に選ばれる方が多いレンズです。

クラレオンパンオプティクスの特徴

構造 回折型+3点型
ピント 40cm〜80cm
暗所ハロー・グレア 軽度〜中等度
(やや少ない)
乱視矯正 対応レンズ有り

その他の多焦点眼内レンズ

国内で未承認の多焦点眼内レンズを使用する場合、選定療養と違い、手術前後の診察、検査、手術費用など、白内障手術に関わる費用が全額自己負担となります。

たくさんの多焦点眼内レンズの中から選択できるというメリットはありますが、長期成績の評価が十分になされていない眼内レンズもあるため、担当医と十分に相談した上で選択する必要があります。

自由診療にて国内未認可の多焦点眼内レンズをご希望される際は、診察の中でご相談ください。

関連リンク

白内障手術について