〒114-0002 東京都北区王子1丁目10-17 ヒューリック王子ビル5F
土・祝診療
区検診対応クレジットカード決済が可能です
当院理事長・院長は緑内障学会に所属しており、緑内障の知見について常にアップデートしており、患者様にとって最善・最適で副作用の少ない治療を行っています。
緑内障点眼に加え、SLTというレーザーを行っており、状況によりサプリメントもおすすめしています。手術は最終手段ですが、必要な際には案内させていただきます。緑内障手術は術者の技量で大きく変わるため、熟練した信用のおける医師に執刀をお願いしています。
眼の圧力(眼圧)などにより視神経が障害され、視野が徐々に狭くなっていく病気です。
視野が徐々に狭くなってきますが、視野障害はほとんど気がつきません。片眼の視野が欠けてももう一方の目で補うため視野が欠けていることに気づきづらいのです。
自覚症状が出た時にはかなり進行している(緑内障末期)であることが多いです。
緑内障による視力障害の程度や位置によって視力が低下します。
眼の硬さを測定します。空気の当たるノンコンタクト式、診察室で測るコンタクト式があります。
眼底を確認し、視神経乳頭陥凹(ししんけいにゅうとうかんおう)をチェックします。視神経乳頭陥凹拡大は人間ドックでよく指摘されるものです。
視神経の厚みを特殊なレーザーでチェックします。当院で導入しているのは最新モデルOCTであり、精密な検査が可能です。
見える範囲を測定します。白い部分は見えているところで、黒い部分が見えていないところです。(正常の黒い部分はマリオット盲点と言われ正常なものです。)過去のデータと比較し悪化したかどうかをコンピューターが判断してくれるため正確な診断が可能です。
眼圧を下げることで、これ以上視神経を障害しないこと。
下記は全て眼圧を下げるために行われている処置です。
以前は点眼が主流でしたが、今はSLTが最初に行われることも多いです。
副作用もなく眼圧が下げられます。痛みもあまりなく、5分程度で終わります。
眼圧がしっかり下がることが多いですが、効果がない人が30%ほどいます。
3割負担:3万円程度、2割負担:2万円程度、1割負担:1万円程度
(日帰り手術となるので医療保険の対象となります)
理事長は日々研鑽を積んでおり、100件を超えるSLT施行実績があります。
緑内障点眼は100製剤以上が発売されていますが、主に使われるのは大きく5種類です。
より効率的に下げる合剤(ザラカム(ラタチモ)、タプコム、ミケルナ、コソプト(ドルモロール)、アイベータ、アイラミド)を使うことも多いです。
点眼の副作用はいくつかあり、プロスタグランジン製剤(キサラタン、タプロスなど)→眼の周りが黒くなる、充血する、まつ毛が伸びる、眼がくぼむなどがあります。
βブロッカー(チモプトール、ミケランLAなど)喘息がある人には発作を引き起こす可能性があります。日本ではプロスタグランジン製剤から使用することが推奨されていましたが、目の周りが黒くなることなどがあるため、各患者様と相談の上、副作用の少ないものから開始することもあります。
1.SLT、2.点眼治療を行っても緑内障が進行してしまう人に行う最終手段です。
手術をしても緑内障がよくなるわけではなく、あくまで眼圧を下げるための手術となります。線維柱帯切除術(トラベクレクトミー)、線維柱帯切開術(トラベクロトミー)に加え、iStent(アイステント)、Bearveldt(バルベルト)、Express(エクスプレス)などといったチューブシャント手術も増えています。
遺伝、強度近視、加齢、視神経乳頭出血
このまま放置すると緑内障が進行(OCTや視野検査が悪化)する場合に治療を開始します。生まれつき視野異常がある場合もあるため、最初は変化がないか定期的に診ていくことが多いですが、進む可能性が高いと考えた場合には、ベースライン眼圧を数回測定した後に治療を開始することもあります。
治療を開始しない場合でも定期検査が必要です。
21mmHg以上が高眼圧、21mmHg未満が正常範囲内とされています。
日本人の平均眼圧は13mmHgであり、日本人で緑内障のほとんどが正常眼圧緑内障(眼圧が21未満で進行する緑内障)です。
眼圧が10mmHgで緑内障が進行する人もいれば20mmHgでも進行しない人もいます。もし10mmHgで進行するなら8mmHgまで下げる、15mmHgで進行するなら13mmHgまで下げる、と人によってどこまで下げる必要があるかは異なります。ですので、21mmHg未満で緑内障の進行が認められなければその眼圧は問題ないと言えるのです。